「水やりについて」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2002/08/19━

  †††花のある生活を楽しもう!†††  ~役に立つ花の豆知識~
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心に潤いを与えてくれお花。気取らない小さな花でも生活に取り入れたい
ものですよね。そこで、花のキレイな飾り方、長持ちさせる方法、お得な
買い方などお花屋さんの裏情報を交えながら解説していきます。
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今回は水やりについてです。


水やりは花屋さんの中でも、もっとも難しい管理に入ります。
水やり一つで元気になる植物もあれば、枯れてしまう植物もあります。

皆さんが植物を買うときによく質問される中の一つに、
「水は週に何回ぐらいあげればいいの?」
ということを質問されます。
私はこの質問自体に「?」と感じてしまいます。
それはなぜかと言いますと、植物は「生き物」だからです。

ペットは、暑いときにはたくさんの水を飲みのどを潤します。
寒くなれば、最低限の水を飲みます。
植物も同じです。
同じ量を同じ期間で消費はしません。
日の光がさんさんと照り付けていれば土が乾くのは早いです。
しかし、梅雨時期などたくさんの水・日の光の減少によって土に水が染み込ん
だままという状態のときもあります。
そのときに水を与えていくと根に悪い影響を与えます。
土が水を多く含んでいるときは水は控えた方がいいと思います。

「そういうけど、それが一番分からないのよ」

という方が多くいらっしゃることと思います。
ではどうしたら分かるのか?
「水やり10年」という言葉もあります。
つまり「感触」で覚えていくしかありません。

私が覚えたときは、何も植えない土だけの状態の鉢に水を与えます。
からからになるまで様子を見ます。
そして、その重さを手で確認してみて下さい。
この状態が一番水を欲しがっている状態です。
その重さに近ければ近いほど水をあげなければいけません。

鉢の大きさ・育て方によって変わってきますが、基本的な水やりの目安です。
それを応用していただいて、自分なりに植物の状態を知ることが大切です。


次回は「土について」です。


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夏は植物が蒸れ安い時期です。
黄色くなった葉は蒸れている可能性が大ですので、
涼しいところに置くようにします。

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